広島ベイマラソン
広島ベイマラソン走ってきました。前日少し体調が良くない気がしていましたが、杞憂でした。結果は3時間1分35秒と自己ベストを21分更新する結果だけ見れば成功したレースでした。しかし、次のペースグラフを見てもらえるとわかるように完全な失敗レースでした。
30km過ぎの落ちっぷりが見事です。どん底の頃はガーミンのペースがキロ6分を指してこれはまずいと一旦止まったぐらいです。何が問題だったのか、まだ記憶の新しい今見ていきます。
今回のレースでの服装は下からitoitexの靴下、ノースフェイスのフライウェイトレーシングベリーショート、アンダーにミレーのドライナミックメッシュ、アウターにアシックスのノースリーブシャツ、アシックスのアームウォーマーでした。今回寒い事が予想されていたのでミレーのドライナミックメッシュとアームウォーマーを着用。ドライナミックメッシュはアミアミのスケスケですが、汗冷え対策では非常に優秀で、今日は寒い上に風もあったので着ていて本当に良かったです。また、アームウォーマーは直前まで迷ったのですが、終盤の大失速で体温の低下を防いでくれて、最悪のDNFを防いでくれたとおもいます。格好については今回正解だったと思います。
今回、長丁場という事もあって、レースではあまりつけない心拍計をつけていました。ずれないようにテーピングで体に貼り付けたのですが、そのテーピングが変なところで固定されてしまい走っていて気になってしょうがない。15km手前で外してしまいました。外したは良いけど預ける人もおらず、そのままたすき掛けをして走る事に。テーピングで固定するならもっときっちり固定すべきでした。というか、心拍計部分だけをテーピングでつけるように次回はしようかと思います。これが最初の失敗です。
補給についても当初の予定としては5km、15km、25km、35kmでそれぞれジはやめはやめにジェルを取り、塩熱サプリは順次摂取という予定でした。ですが、実際には8km、23km、35kmでそれぞれ摂取。塩熱サプリに至っては摂取しませんでした。そのせいもあってか20km過ぎからふくらはぎや太ももが一歩ごとにどこかが攣る状態になりました。足つりについては初マラソンで30km以降を半分近く歩くという経験をして対策の為に塩熱サプリを持っていたのに、そもそもそれを取らないという…そりゃ失速もします。それでも30kmまではペースを保てたのは収穫ではありますが。
何より最大の問題は前半のオーバーペース。そもそもキロ4分ちょっとはまだ自分の実力以上のペースでした。走り始めて、最初の5kmは21分台で入るつもりだったのですが、20分ちょっとで通過。そのご、向かい風は人の後ろにつき、追い風は風に押されるままにペースをあげるという感じでペースを保ち、15kmから20kmが最速ラップの20分3秒。ハーフの通過が1時間24分31秒(自己ベスト)。その時点で余力が三割程度しか残っていないと感じていたものの、今後のトレーニングのためにも30kmまでは行ってしまえと思い、その後は多少ペースを多少落としてもサブスリーと考えてました。30kmまでは足を多少攣らせながらも通過が2時間1分。そこから残りの12kmを走りきるためにペースを意識的に落としたところ、そこから雪崩のようにペースが落ちるはめに。フラットな周回コースなので、もう少し冷静にタイムの貯金を稼ごうとしなければここまでの失速は無かったのでは無いかと思います。最速ペースを15kmから20kmではなく、30kmから35kmに変える事が出来れば今の走力でも十分サブスリーは達成可能だったのではといまは後悔ばかりです。
今回のレースで、フルマラソンはごまかしが効かないなぁと改めて思いました。また、フルの距離だと、実力以上の力を発揮するにはあまりにも長く、タイムの貯金足の借金という言葉を胸に次のレースに向けて精進します。
とりあえずしばらくは仕事ですが、3月の福山マラソンに向けてトレーニングを積んでいきます。
目標は。。。今回のハーフのベスト更新で!
ターサージール5試走
先日ターサージール6が出て安くなっていたターサージール5を購入して、今朝ペース走に使って見たのでその感想。
走る前に重さを測りました
27.5のサイズで170gというのは私のこれまで履いてきたシューズで最軽量です。これまでの最軽量はズームフライニットストリークの193gだったので一気に20gです。期待感を持って早朝にペース走(寝坊したので8km)
ドロップは大きめなので、止まっているときは少し気になりますが、いざ走り始めると気にはならない感じ。フィット感は良い。中足部はしっかりホールド、前足部はほどよいホールドで締めるところと緩める所がはっきりしている上に、緩め方も程よい。
ただ、私の問題ではありますが、樹脂系のソールのシューズを履くのが随分と久しぶりだった事もあって走り方が分からず、ペースがイマイチ安定せず。
ほぼ同じルートをズームストリークで走った時と比べるとよくわかります
(どちらにも4分10秒台後半のラップがありますが,20mの上りと10mの下りが含まれるラップのためです)
こういった樹脂系のシューズに慣れていると確かにズームストリーク6のソールのグリップは足りないと感じるのは理解できるなぁと思いました。しかし,自分は逆にターサーグリップ強すぎじゃないかという感想でした。グリップが強すぎると自分程度のランナーだと蹴りだしの恩恵よりも設置時のブレーキを強く受けるためペースが上げられない。今朝はそれでよくなかったのかなぁという感想です。
今週末のベイマラソンについては予定通りフライニットストリークorズームストリーク6のどちらかです。ターサージールは練習で使って使い道を考えてみようと思います。
今更ターサージール5
来週は今シーズン最後になる広島ベイマラソンです。今回はフルにエントリーしています。2年ぶりのフルの距離ですし、最近あまり長い距離を走っていないので不安もありますが、平和マラソンでの勢いそのままに攻めていこうと思います。
さて、ターサージール6が11/10に発売となりました。これまでターサーは避けてきて、先日今シーズンのレースシューズを検討する際に試し履きをしましたが、なんとなくイマイチな印象だったので別のシューズを選択しました。印象が良くなかったのは 1.なんだか緩い… 2.ドロップ大きい… の2点。ドロップについてはもっと大きなシューズを履いても問題なく走れるので,フィット感のほうが問題でした。期待していただけに拍子抜けをし、これならば別のシューズのほうが良いと別のシューズを選択したわけです。 ただ、今回ターサージール6が発売となりアッパーのメッシュが変わったということで,レースに出る予定もないけれども気になってスポーツ用品店で試し履きだけしにいきました。お店に行ってみたらレギュラー,ワイドだけでなくスリムモデルも置いてあり,前回と同じスリムモデルをはいてみる。前回の私が間違いでした。
前回私が履いたのはレギュラーサイズの(2E相当?)のターサー5。1年ほど前にアシックスで測ってもらった私の足幅はD。そりゃ緩いわけです。今回試したターサー6のスリムモデルはDのためピッタリフィット。緩いこともなく,どこかが当たるということもなく本当に良いフィット感。ソーティートレーナーのアッパーがこれまで履いてきたアッパーで最高のアッパーでしたが、それに近いぐらいフィットする。さすがアシックス。買うつもりもなかったのに思わず財布に手が伸びましたが,グッと我慢して帰宅。
帰宅はしたもののモヤモヤ。こんなにモヤモヤするなら、6が出て安くなってる5のスリムを買えばいいじゃないかと決断。使う予定も無いのにポチッてしまいました。
届いたらぶっつけでベイマラソンに使うか迷うんだろうな…
[アシックス] ランニングシューズ TARTHERZEAL 5-slim
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練習再開 20kmジョグ
一昨日平和マラソンを走りましたが、再来週には広島ベイマラソンのフルがあるので,多少筋肉痛はありましたが今日からトレーニング再開。といっても、再来週なので、疲労を残さないようにしないといけないため20kmのジョグです。また、今回の平和マラソンではストリーク6を使っていたのですが,両足の人差し指のつま先に違和感が出たので,ベイマラソンのシューズを再検討するためにフライニットストリークのレースペーステストも兼ねました。
起床はいつも通り5時ですが,今朝あたりから一気に気温が冷えたのか寒い!それもそのはずで,今朝の広島の最低気温は5℃。昨日まで10℃近くあったのに急に冷え込んできました。布団から出た時点で寒いとわかっていたので,ロンTにウインドブレーカー,最近購入したランニングタイツ(サポート機能なし),手袋とほぼ完全に冬の装備。ランニングタイツはペラペラのウインドブレーカーよりも暖かく、あまり突っ張らないので冬場のポイント練習には重宝しそうです。
先にも書いた通り筋肉痛が若干残っていましたが,走り始めてしまえばジョグ程度では多少痛いけど何ともない感じ。心拍数的にもキロ4分50秒ペースで135ぐらいなので影響もなさそう。ペースがキロ4分30秒程度になっても特に筋肉痛の影響もなさそうだったため,最後の5kmはサブスリーのペースに上げて,フライニットストリークの実践的なテストを実施することに。ペースをキロ4分30秒から4分15秒に上げても違和感なし。さらに上げて4分5秒に上げてもロスをしている感覚はなく,気分良くペースも上がるし問題も感じない。心拍数的にもマラソンペースの心拍数(160~165)に落ち着いていて良い感じ。最後は3分30秒ペースまで上げて気分よく終了。靴ひもを変える前はあんなに頼りない気がしていたアッパーが靴ひもを変えるだけで(通し方も変えるだけで)こんなに良い方に変化するとは思わなかった。これ試し履きキャンペーンで貸出をしてたけど、それで借りなくてよかった。その時にもし履いていたら絶対に買ってなかった。買ったからこそ使うためにいろいろ試した結果自分に合う履き方が見つかったわけで,借りるだけなら完全に見切っていた。本当に借りなくてよかった。
さて,前回の平和マラソンの記事を書いたときはまだ多少悔しい感じが残っていたので気付きませんでしたが,トレーニングを以前から積んでいるにもかかわらず10kmを一年で2分半短縮するのって単純にすごいんじゃないでしょうか。月間150km未満でも,こんな事したらまだまだ速くなれるよ!という記事を今度は気分が乗ったときに書いてみようかなと思います。
平和マラソン結果
平和マラソンは37分26秒で目標達成できました!
ただ、最終盤でここからギアを上げてというところで腹痛にみまわれ逆にペースが落ちる失態。全体としてもネガティブスピリットでまだまだ弱いなと。
以下は朝からの動きと気付き
朝食はいつも通りたべ、八時過ぎに自転車で出発。九時前に会場入り。受付をさっさと済ませてのんびり準備。スタートが11時20分なのでバナナとアミノバリューパーフェクトエネルギーで栄養補給。朝食を取ったのが六時半だったので、これでも足りなかったかも...?適当に荷物をおいて、足裏のテーピングなどの身支度と軽くストレッチ。
天気が良いのが良いのだが、日差しが強く気温も高め。半袖でストレッチをしていても軽く汗をかくぐらい。ちょっとキツイかも...と思いながら会社の人たちと合流。直後に選手移動が始まったのでその流れに着いていく。スタート前の待機に移動してからもスタートまでに50分ほど時間があり、その時点で軽く喉く。しかも暑い...
レーススタートは20列目辺りスタートからのロスは10秒程度。ロスタイムよりも何よりスタート直後の混雑がほとんどないのがありがたい。今回はエディオン女子駅伝部が3分50 秒で5kmまでペースメイクしてくれるとのことで、それに着いていくことに。
最初の1kmを3分30で入り、駅伝部に追い付くも、3分50が少し遅く感じる。また、その前は恐らく3分30ペースで刻んでいく人たちばかりで、3分40程度のペースがぽっかりあいた状態に。少し迷うも、普段の練習で単独走は慣れてるし、前から落ちてきた人を拾うように作戦変更。前を目標にしながら単独走。そこから
3分37
3分43
3分46
3分42
この辺りですでにかなりキツイ。ペースも落ちてきて、拾ったら選手に抜き返されることも出てくる。
3分51
3分51
8kmを過ぎた辺りで左脇腹が少し痛みだす。給水も取らず、目標の選手だけをひたすら追う。これが間違いだった。
4分1
3分54
脇腹の痛みが少し和らぎ、いつもラストスパートに利用する下り坂で今度は右脇腹に激痛。さっきの差し込みとは比較にならない痛みに耐えられず一時ペースが4分台後半のジョグに。競技場に入ってからの直線は意地でペースを上げてゴールタイムが37分26秒
最後の差し込みさえなければもう少し行けたので、ノルマも目標も達成したけれどもなんだか悔しい。走る前から軽く喉も乾いていたし、軽い脱水のような状態だったのかな。あとは腹筋不足。
ただ、これで少し自信もついたのでベイマラソンは三時間にどれだけ近づけるか。スピードへの対応はなんとかなりそうなので、あとは維持する体力と気持ち。練習時間はもうないので、疲労抜きと調整をしっかりしていきます。
ベイマラソンまであと二週間!