子連れアラサーのランニングろぐ

子供が生まれ,時間をやりくりしながらサブスリーを目指すアラサーのブログ

J1への道

今回はランニングに全く関係ないサッカーの話です。

 

週末にのCS、J2J3入'れ替え戦、J1昇格プレーオフの三試合を見ていて色々と思うところがありました。

 

特に昇格プレーオフ決勝は、自分が大学時代、大学院生時代を過ごし、何試合も見に行ったファジアーノが昇格を目指した試合だったこともあり、注目していました。敗退し、セレッソ大阪が3年ぶりのJ1となったわけです。

 この昇格プレーオフは、自動昇格枠を逃した年間3位〜6位のチームが残りの一枠を目指して戦う試合なのです。国内サッカーを追いかけていない方はご存知かどうかは分かりませんが、このプレーオフ昇格枠で昇格したチームは翌年必ず最下位で降格しています。最初のプレーオフ昇格をした大分に至ってはJ2降格後にJ3まで降格しています。他のプレーオフ昇格チームも、大分とまでは言いませんが、徳島や山形も降格後のJ2でも苦戦しています。今年のJ1最下位であった福岡も昨年このプレーオフで昇格し降格しました。正直、福岡は昨年最終節まで磐田と自動昇格を争っており、もっとやれると思いましたがJ1の壁は厳しかったようです。

 

なぜ、この枠で昇格したチームが翌年降格するのか?その鍵は近年のJ2事情にも関係しているのかもしれません。

近年、J1が混沌とした状況にあり、中位以上の選手層を持つチームでも、何か一つうまく行かなくなるとチームが崩れて降格しています。少し前のガンバ、一昨年の大宮、昨年の清水、そして今年の名古屋。どこもJ1中位クラスの選手層を持つチームが1チーム以上おり、それらのチームが自動昇格の一枠を確保することがおおいのです。したがって、昇格枠は実質一つとプレーオフ枠。また、このプレーオフ、前述の通り6位までに入れば出場できるので、岡山のようなJ2中位チームでも手が届き、うっかり昇格できてしまうのです。(前述の昇格チームが全てそうではありませんが…)

 

ファジアーノ岡山は贔屓目に見てもJ2中位。そのチームが昇格したらどうなるのでしょうか。J1は麻薬のようなもので、一時的に観客動員が増え、全国への露出が桁違いに増えます。急に予算規模が増え、収支のバランスか崩れやすくなったところで降格。予算規模は増やすことは簡単ですが、急に収縮させることは難しく、また降格で負けグセがつくとJ2でも苦戦しだします。しかし、一度J1を見てしまうと足元が見ることが難しくなりさらに厳しくなる。

 

普通に見ると、もう少し地道に力をつけて昇格した方がいいのかもしれない。しかし、一枠しか自動昇格枠が残らないことも多い現状で、ファジアーノのようなチームが昇格するためにはやはりプレーオフ枠を勝ち抜くのが一番の近道だし、自動昇格枠を勝ち取るにはまだまだ時間がかかるように思える。だからこそ夢を見るためにも私は昇格してほしかった。

フロントはかなりしっかりとしている印象なので、たとえ昇格しても地に足の付いた経営をしてくれるはず。岡山サポーターも、昇格して、厳しい戦いの中でさらにチームへの思いを強めることができるのではないだろうか。

今回は残念ながら昇格できませんでしたがもしかしたらJ1の、影は見えたのではないでしょうか。来年、主要な選手がいくらか抜ける噂もありますが、チームは無くならない。次のチャンスはいつになるのか分からないので、心折れそうになる事もあると思いますが頑張ってもらいたい。

 

スマホで書いているのでまとまりがない読みにくい文章でもうしわけないですが、私はファジアーノ岡山と岡山サポーターを応援してます。