子連れアラサーのランニングろぐ

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ベアフットシューズを考える

ドラマ陸王が陸上界隈、ランニング界隈で話題ですね。私は見ていないのですが、なんだかミッドフットが、どうのベアフット系シューズがどうのという話を最近見かけるようになりました。ベアフット系シューズは私も履いていますし、レースにもビブラムで出たことがあります。陸上界隈ではそういったベアフット系は流行りの過ぎた最早過去のものとなってきている訳ですが、個人的にはまだまだ必要なものだと思っています。

 

ランニングをする上で今ベアフット系シューズをずっと履いているわけではなく、トレーニング期の楽しみで走るときに履いているぐらいです。レース前の時期にはあまり履いてはいません。ではベアフット系シューズはどのタイミングで必要なのか?私は走り始めた時期にフォームを固めるためには必要だと考えています。また、ある程度フォーム固まった中級者〜エリートランナーについてもフォームの確認や刺激を入れるという用途には十分使えると思います。ただ、巷で言われる薄底のシューズの方が怪我をしないとかというのはありえないと思います。怪我をしやすいが故に怪我をしないフォームに矯正され、結果怪我が減るのだと自分は思います。しかし、それ以前にベアフット系シューズに慣れる、フォームが矯正されるまでの間に怪我や、怪我までしなくても痛めるぐらいは多くあるため、結果怪我が減らない。でも、長期的な視点に立つと怪我が減る、ものによって慢性的な怪我が改善されるということもあるはずです。

 

ベアフット系シューズを使わなくてもキレイなフォームで走れる人には必要無いでしょう。しかし、うまく走れていない、走り方がわかっていない人には正しいフォームを身につけるためにも必要でしょう。

一時的にバズワード化し、流行ってしまったが故に拒否反応を示す人も少なくなく、今でも使っている人は意識高い系とされることもあります…また、ベアフット系シューズを広めている方の一部が全てが解決!クッションシューズは足に悪い!という言説も拒否反応を引き起こす原因なのかもしれません。

 

私個人としては、ベアフット系シューズや裸足ランについては一般ランナーには必ず何かしらの参考になると思います。ただ、これだけで怪我などが解決するわけでもなく、裸足が最も早く走れる訳でも無いと同時に思うのです。

 

メディアや人の情報(自分の意見も含めて)に踊らされることなく、自分のスタイルに合った形でベアフット系シューズを組み込んでみたらいいのではないでしょうか。