峠走月間
6月の月間走行距離をまとめた記事で、7月は毎週峠走をすると書いて最初の週末の話を書きます。
週末は雨の予報だったこともあり、ただでさえ憂鬱だった峠走がさらに憂鬱に。
一週目
土曜は小雨の中極楽寺山に向けて国道433号を登り始める。ただ、峠走を最後にやったのが一ヶ月以上前なこともあり、距離では半分弱の5km、標高では150m上がったところで雨も強まってきたのでギブアップ。目的の地点までは残り6kmですが、標高では500mほど上るので、ここから本番というところだったので…情けない…
日曜はジメジメしているものの雨は降っておらず、暑すぎることも無かったので走り始める。とにかく走りきることを目標に走り始める。山の上は深い霧に覆われていて先が見通せない。まぁ、ランだし上りだから別に視界が悪くても全く関係は無いのですが。思ったよりも調子が良く、キロ7分台も最後の1km(平均勾配10%)のみ。セカンドベストでした。久しぶりだったこともあり,歯を食いしばって上っていたのでTEも5とレース並みの追い込み具合。下りはしっかり雨が降ってき始めたので雨宿りをしながらユルユル下り、何となく満足感のあるトレーニングでした。
2週目
三連休。金曜の朝の時点では3日とも上ってやろうと思ったりしていましたが,帰るころには酒でも飲まないとやっていられない気分だったため,酒をのんで泥酔。子供が生まれてからは初めての泥酔じゃないかな?土曜は走るどころの状態ではなく,とにかく体調を戻すことに。日曜は朝起きるも,前日ほとんどご飯が食べられなかったため朝の時点でエネルギー切れ状態。走る気力がわかずこの日も全休。月曜にようやく朝すっきり起きて峠に。
いつもはシューズがズームストリーク6,パンツはフライトウェイトベリーショート,シャツはモンベルのクールT一枚ですが,しわいマラソンのテストのためシューズをズームフライニットストリーク,シャツはアンダーシャツとしてミレーのドライナミック ノースリーブを追加してみました。
走り始めた時点で25℃程度。暑いのはわかっていたので、いつもよりも500ml水分も多めに持って出たため荷物も重く、ペースは上がらず7km時点からキロ7分台。心拍数も呼吸も上がりっぱなしで前週よりも5分近く遅れて上る。追い込みが足りなかったためTEも4.9…いや,十分追い込んでいるのかもしれませんが。そのかわり,下りは前週よりもペースを上げて帳尻を合わせる。
7月の週末はあと2回。これから夏も本番になるため,ペースは上がらないとは思うけれど,毎回TEが5に到達できるようにしっかり追い込めるだけ追い込んでいこうと思います。
最近ロング走もスピード練習もしていないけど...まぁいいか。
手に職を持つということ
ここではランニングについてばかりを書いてきましたが,先日思うところがあって自分の考えをまとめるためにも少しこの場に書きます。
私は普段は会社勤めのエンジニアです。エンジニアといっても素人に毛が生えた程度で,少しコードが書ける程度だと自分では思っています。それでも一応自分も製品を作っているので,世に出ているものでこれは私が作りましたといえるものは一応あります。常にバグや誹謗中傷にビクビクしていますが…
そんな私ですが,モノを作っているので,それをお客さんの前でデモをしたり製品の説明をすることがあります。自分は開発者なので,大体そのお客さんの営業担当者と基本同行です。客先まで年に一度顔を合わせるかどうか,初めて話すレベルの人と一日車で過ごすことがあるので,口下手な私ですが,一応気を使って話をします。先日はもうすぐ定年も近いベテランの営業担当者と同行でした。
ベテラン社員は営業マンとしては一流の方ですが、われわれの作っている製品についてはイマイチ説明をしきれない様子で,こちらの製作現場などは知らない様子。これは弊社営業マンの全般に言える悪いところではありますが…。
さてその方と一緒に回っているときに仕事の話をしていて「手に職を持つってのはいいなぁ」と言われました。 私が生活するのに困ることはないだろうということだとは思います。意味的にはまぁそうですよね。
しかし,正直私は前述のとおり自分の腕に自信はありません。リリースしたら毎日クレームの電話にビクビクしてるぐらいですから。そんなエンジニアが食っていくことができるのか?それは否でしょう。 システムエンジニアは常に新しい技術や情報に敏感でないとすぐに取り残されてしまいます。それに取り残されないように知識をアップデートするのに自分みたいな凡人は必死な現状で,手に職がついているといえるのでしょうか…?
自分は誰にもできないことをしているわけではなく,本当は誰にでもできることをできる範囲の事を自分ができる範囲でやってきたし、今もやっています。知っている人から見たら穴だらけで本当につたないものなので本当に手に職をもっていると思えないし,悩みも尽きないのです。 今の会社はエンジニアが数えるほどしかいないので、私も何とか自分の立場を確保していますが,エンジニア中心の会社なら完全に足手まといでしょう。 自分からすると,エンジニアの数倍営業マンのいる会社で,長年トップクラスの営業成績を上げてきたその営業マンの営業力のほうがよっぽど目に見える形ではないけど手に職をもっているように思えるのです。
手に職をつけるってモノづくりによく使われる言葉かもしれませんが,営業のような接客は自分のような勉強すれば簡単に手にすることができる職よりもよっぽどうらやましい。
隣の芝は青いだけなのだろうか…?
6月の月間走行距離
もう7月も1週間が過ぎようとしています。まだ生活習慣が戻らず、しわいマラソンのエントリーリストが出たのにも関わらずモチベーションも戻って来ない…時間だけは過ぎていくばかりなので、今月は残りの週末は峠走月間にすることとし、どんなにモチベーションが低くても必ず一度峠に行くようにします。週末がとても憂鬱です。
さて、6月の月間走行距離です。6月は月の前半は割と順庁に距離を踏んで、中盤戦からの出張続きでだいぶリズムを崩されて今に至るのため144kmでした。150kmに満たないのは2月以来です。しかし、内容的には実はあまり悪くなく、10kmとハーフの練習での自己ベストが出てたりします(10kmが40分ジャスト、ハーフが1時間29分10秒)。自信になるタイムや手応えがあっただけに残念ですが仕方ありません。また作っていければいいです。
7月に入り、雨や暑さがあってなかなか走るモチベーションも上がりませんが、しわいまで残り2ヶ月と少し。しっかりトレーニングを積んで後悔を公開することにならないようしていきます。
しかし週末が憂鬱だ…
靴紐の通し方一つで違うシューズ‐ズームフライニットストリーク
ズームストリーク6を買って以降アンチナイキからナイキ信者になりかけているのはこちら。いや、ナイキ信者ではなくズームストリーク信者か…?
二週間の出張で生活リズムが破壊され、また出張中にトレーニング後のセルフケアも出来なかったので身体的にも精神的にも少し壊されている感じ。一週間は練習を休み、今週末からトレーニングを再開します。(今日明日また出張ですが…)
さて、そんな中ですが出張中の週末に出張先でシューズを一足買いました。先日の30km走の失敗もあって適度にクッションがあるけれどもしっかり走れるシューズを探していて、サイズを上げるか?なんて事も考えていたのですが、ステップスポーツのツイートにフライニットストリーク入荷の告知。それを見て、ストリークを買ったときにyoutubeのzawaチャンネル(最近知ったw)でもおなじみの今成さんから「フライニットストリークはフィット感はゆるい」という話をしてたのを思い出し試してみることに。ズームストリークとフライニットストリークの違いはアッパーだけなので、それさえ許容範囲であれば問題なしかな?ということで、出張先の新潟でステップスポーツへ。
ファーストインプレッションとしてはふんわり包むようなアッパーで、トゥーボックスの形自体はズームストリークと変わらないけど指への圧迫感はなし。ただ、指の付け根辺りが締め付けが強いのか、指の動き自体は制限される感触もあり。対応してくれた新潟店へ店員さんは最初のフライワイヤーを外す方法を提案してくれ、それだと締め付け感が無くなるので良い感じ。ソールは信頼出来るし、アッパーも試し履きでは悪くないのでズームストリークと同じ27.5cmを購入。
出張先の宿に戻って早速、最初のフライワイヤーを外した状態で試走する事に。走り始めてすぐにこの状態だと、着地や蹴り出しの衝撃のたびにアッパーが伸び、ソールと足裏のフィット感が損なわれる事が判明。宿に戻ってから全てのフライワイヤーに紐を通す事に。翌々日、若干上り下りのあるコースを試走。平地と上りは満足の行くフィット感になるが下りは着地時に前足部のフィット感がイマイチで相変わらずゆるさを感じる…。ただ、試し履きの感触が気になっていて最初の穴もアンダーラッピングで通していたので、それをオーバーラッピングに変えれば改善しそうなだったので振り出しに戻すことに。
振り出しに戻してからはまだ走れていないのですが、だめならもう少し靴紐の結び方を工夫してみます。しかし、靴紐の通し方一つでこんなにフィット感が違うシューズは初めてです。靴紐の通し方をもう一度勉強してみようかな。
月間走行距離と練習の質について
ランニングを定期的にしていて、大小を問わず大会にも出る方が気にするものとして、月間走行距離があります。私も毎月月間走行距離と一ヶ月のまとめを書いているので気にはしています。ランニング関係の記事を見ていても、フルマラソン完走には月間100kmやらサブ3.5なら200kmは必須!とかあります。一方で、一部の人のブログを見ていると月間走行距離よりも練習の質の方が大事!という主張の方もいます。どちらが正しいのでしょうか?私は後者だと思います。その理由を少し自分なりに言語化をしておきます。
月間走行距離はあくまで目安
雑誌や書籍を読んでいて、フルマラソン完走には月間走行距離100キロ以上!など書いてあります。それは分かりやすく完走の目安として示されているだけで、それだけすればトラブルが無ければ達成出来るか距離というところでしょう。ただし、その距離は目標(サブ4、サブ3.5など)に対して段々ハードルが高まる(月間150kmや200kmなど)ものの、それだけ走っていたとしてもそれだけでは達成できるものではありません。それに、月間走行距離を優先すると、距離を稼げないインターバル走やレペテーション走といったスピード練習を避けるようになります。サブ4やサブ3.5にはスピード練習は不要という方もいるかとは思いますが、効率よく短い走行距離で目標を達成するにはスピード練習は必要です。スピード練習といったポイント練習は週に2回程度にする事に異存はありませんが、マラソンのトレーニングは距離×運動負荷なので、距離だけを意識して負荷が低いトレーニングばかりをしていると走った距離は意外とアッサリ裏切りるのです。
月間走行距離優先の行き着く先
月間走行距離を優先すると月末もう少しで目標距離に足りないとき、普段は10kmペース走をするところを、距離を稼ぐために15kmジョグに切り替えるとかという話をたまに耳にします。それではトレーニング効果は当然下がります。距離だけ伸ばしてペース走15kmにするとなると今度はその疲労は月頭に響き、結果トレーニング効果は下がるでしょう。月間走行距離を重視して距離を稼ぐためにトレーニング効果を低める。遠い目標のためのトレーニングなのに、それを達成するための目先の目標にとらわれ、結果最終目標が達成出来ないのでは本末転倒です。
あと、月間走行距離を優先すると、距離を稼げないインターバル走やレペテーション走といったスピード練習を避けるようになります。サブ4やサブ3.5にはスピード練習は不要という方もいるかとは思いますが、効率よく短い走行距離で目標を達成するにはスピード練習は必要です。マラソンのトレーニングは距離×運動負荷なので、距離だけを意識して負荷が低いトレーニングばかりをしていると走った距離は意外とアッサリ裏切りるのです。
月間走行距離<<練習の質
私は月間走行距離はトレーニングの一つの目安ぐらいにしか考えていません。ウルトラマラソンでは3ヶ月300kmが完走の目安と書かれることも多いですが、私はそんなに時間がないので無理です。確かに走り込みは必要で、走った距離によって足は鍛えられるものですが、同時に練習の質は走った距離以上に大事だと私は思っています。だから、私は距離を走れない分、短い走行距離でも目標を達成出来るように一回の練習の質を高める努力をしています。最強の市民ランナーの川内選手やウルトラマラソン代表であり小学校の先生である高田選手も一回の練習を大事にしているという話を見ますし、レベルも意識も彼らの何分の一でしょうが、方向性は間違ってないはずです。
練習の質と怪我のリスク
ただ、気をつけなければならないのが怪我。練習の負荷を高めれば怪我のリスクも高まります。かといって、多少の無理をしなければ成長は見込めません。筋肉の張りや関節の違和感には敏感である必要はあります。何かあれば自分は練習を平気で一週間休みます。でも、特に怪我の兆候が無ければポイント練習ではキツい!はまだ余裕、限界!からもう一絞りまでしっかり追い込むようにしています。限界からのもう一絞りほど自らを成長させてくれるものはありません。
結論
月間走行距離は確かに一つの指標としては大事なのですが、それに囚われて練習の質を落として意味がありません。それよりもたとえジョグだとしても一回の練習を大事にして、ポイント練習でしっかり追い込んで皆で目標を達成しましょう!
30km走失敗とウルトラ用シューズの再検討…
今朝の話です。
明日から二週間出張のため思うようにトレーニングが積めないため、今日は30km走を予定。ペースはキロ4分20秒程度。
今回の30km走は、いくつかのテストも兼ねていて、
1は買ったばかりなので当然ですが、2は最近サイズ感にやや不安があり、足に負荷をかけた状態だとどうなるのかの確認をしたかった事もあってのテストでした。
フライウェイトレーシングベリーショート
フライウェイトレーシングベリーショートには塩熱サプリ、ジェル×1、シンプルハイドレーションボトル、携帯電話(ガラケ)をウエスト部分に収めて、キロ4分15秒でも違和感無し。自分のウエストは73ぐらいなので、今回はSを購入しましたがサイズ感も丁度よいです。履くときに太ももや尻を通す時にキツいかもしれない…と若干不安にもなりますが、他の人も書いているとおりストレッチ性は高いので問題ありません。今回はインナーパンツが擦れる部分が若干股ずれを起こしましたが、透明フィルム&ワセリンで問題無いレベル。次にロング走をする時にはそうしようと思います。
ズームストリーク6
自分が今まで履いてきた中でも最高の部類のシューズなのは間違いないです。しかし、走っているうちにサイズ感であれ?っと言うことが何度か…大体にトゥーボックスが原因です。
まず最初にあれ?っとなったのが、夕方に使った時に、人差し指のつま先がシューズに当たってしまい、内出血を起こして黒爪になったことでした。その時はキッチリ紐が結べていなかったのか?と思いましたが、その後も何度か黒爪まではいかないけれどもつま先に圧迫感を感じる事がありました。一つサイズを上げると明らかに大きく、フィット感は失われる…で、実際に早いペースのロング走で使ったらどうなるのか?の実験をしたのが今回です。
今日も若干圧迫感は感じましたが走りは快調で、4分10秒台の前半でペースが安定していました。ハーフの通過は1時間29分で、地味に自己ベストを更新。
ただ、ハーフの前後から右足の小指と人差し指に違和感と痛みを感じ始める。小指の違和感は、つま先が締め付けられる事で薬指に小指がかかってしまい荷重がかけられない感じ。人差し指は明らかに豆が出来てきている。靴下は五本指の靴下なので、直接指同士が当たることもない状態にも関わらずです。
履き直してみても圧迫感、違和感は変わらず、靴を投げ出したくなる衝動が抑えられなくなりあえなく26kmで終了。
しわいマラソンの靴の見直し
しわいマラソンはストリークで行くつもりでしたが、今回の一件でだいぶ揺らいではいます。必要なのはかかとから土踏まずまでのフィット感、トゥーボックスの余裕、多すぎないクッション、高すぎないドロップ。ネット上の情報と自分の経験則から以上を満たすと思われる候補としては
- サイズを上げたストリーク
- new balance ハンゾーT
- アルトラ one
- mizuno ウェーブエンペラーorウェーブシャドウ
ストリークのサイズアップはフィット感が下がる事を考えると最後の手段…。ハンゾーシリーズはトゥーボックスが緩かった印象。その時はあまりに緩くてこれは無いなと思ったけど、もう一度履いてみると何か見えるかも。アルトラは未経験。ただし、一度スペリオールを履いてみて、トゥーボックスの程よい余裕は良い印象。ただ、試したいけど近くに扱ってる店が無いのと、one2.5のデザインが自分の好みでは無い…。ウェーブエンペラーはトゥーボックスに余裕があるらしいので候補に。エンペラージャパンの試し履きの印象は良かった。
まだ時間はからのあるのでよくよく考えます
サブスリーの入り口
火曜の早朝に10kmのビルドアップ走。
最初の1kmは体をほぐすためにピッチ高めの意識で4分30秒ほどで入り、その後5kmまで4分15秒ペース。以降5kmは3分55秒前後のペースで、最後の1kmだけ3分40秒に上げる。結果10km(gps換算ですが)を40分ジャスト。後半5kmは19分10秒。
これまでは4分切るペースでは2kmが限界でした。ただ、最近の自分のパフォーマンスからすると出来てもおかしくはなく、今の状態なら10kmで40分を切ることも問題無さそうです。
昨シーズンはフルに出場していないので、フルのベストは3時間22分ですが、あの頃よりも距離もトレーニングの質も格段に上がっている実感はあります。5kmを19分ジャストの実力だと、しっかりトレーニングを積めばフルマラソンは3時間1分。ベストを刻んでいくことなくサブスリーを目指しても決して夢物語では無いところまで来ているのかな?と感じています。
今のトレーニングを積めば一昨年は夢物語に見えたサブスリーが目標からノルマになる日も遠くないかもしれません。