子連れアラサーのランニングろぐ

子供が生まれ,時間をやりくりしながらサブスリーを目指すアラサーのブログ

峠走月間 3週目

峠走月間もあと2週間で終わり。毎週峠走をするなんて自分でもちょっとおかしいんじゃないかと思います。また、平地を全く走っていないので、平地でスピードがだせるのか不安なところもあります。

しかし、峠走は上りで心肺機能の強化、下りでスピード感と着地筋の強化のスピード、スタミナの両方の強化の上、朝食前なら体脂肪使った燃費の向上も期待が出来たりといいことづくめ!(科学的根拠はわかりませんが…)

 

で、今日ですが見事なまでの撃沈でした。走り始めから背中と肩周りの重さ、体自体の重さを感じ、比較的フラットな区間もペースは上がらず。暑さもあって消耗も激しく、心が折れかける事も何度か。最後の激坂区間の前で本格的に引き返す事も考えていたところで、自転車に抜かれ、その姿を追いかける事で何とか心を立て直して最後まで走りきる。ベストが1時間3分のコースで今日は1時間8分。最近は遅くても1時間6分だったので最近ではワースト。

 

 

暑さも当然言い訳になるけど、それよりも背中と肩周りがいかんともし難い。デスクワークだからコルのは仕方ないにしても、セルフケアを怠り過ぎ。反省

広島風お好み焼き呼称問題

川崎フロンターレがファン感で広島における地雷を踏みに行ったようです。

http://blog.domesoccer.jp/archives/60081699.html

 

そもそもお好み焼きとしてのクオリティが写真を見る限り低すぎて、これを広島風お好み焼きと言われてもそれはそれで怒るわけですが…

島風お好み焼きを広島焼きと称するとなぜ多くの広島出身者を怒らせるのか?広島出身者が少し解説をいたします。

 

広島市内のお好み焼き環境

はじめて広島にやってきた時お好み焼き屋の多さに気づく人もいるのでは無いかと思います。広島駅ビルに多くのお好み焼き屋がある他、お好み焼き村といった観光向けお好み焼き屋が目立つところにあるので、そういった印象を受けるのは当然である。しかし、広島ではそれだけではなく住宅街にもあちらこちらにお好み焼きのあることである。これでも最近後継者不足でだいぶ減ってきたと感じるが、場所によっては普通の住宅街でもお好み焼き屋>>>>コンビニということもある。広島で育つとお好み焼き屋はあって当たり前な存在なのだ。しかし、ただ単に身近なだけではない。問題を根深くさせる理由はお好み焼き屋のメニューにある。

 

広島のお好み焼き屋のメニュー

広島のお好み焼きは内容を自分で選択できる。よく県外で見る広島風お好み焼きはデフォルト豚肉、卵、中華麺が入っている。しかし、広島では中華麺の変わりにうどんを入れることも出来るし、そもそもそばやうどんを入れないという選択も可能。その為、広島のお好み焼き屋にはそもそもお好み焼きの文字は大きくなく、大きく書かれているのは「肉、卵、そば」や「肉、卵、うどん」といったセレクト出来る内容のほうなのです。だから注文も慣れた人なら「お好み焼き」はすっ飛ばして「肉、たま、そば一枚」とかになる。要はお好み焼きは言葉にすら表れない程に当たり前の存在になっているのだ。

県外での広島県人の捉え方

そんな広島出身者もそこまで根付いているのがマイノリティだとわかっているので、県外ではお好み焼き=関西のお好み焼きだと分かるのだが、あくまで自分の中でのお好み焼きは育った広島のお好み焼きであり、それは方言が消えたとしても残り続けるアイデンティティとなっている事が多い。だからお好み焼きを広島焼と言われると、そのアイデンティティを否定されたこととなり酷く反発するのである。

 

たびたび起こる呼称問題

最近はネット上での理解も広がり、県外の人でもわかってくれる人が増えてきたこともあり、ネタとして消化する事も出来るようになってきた感もある。しかし、こういった呼称問題があるたびに怒っている広島出身者がいるのも事実。広島出身者で今も広島に住んでいる人として、全てを理解して頂きたいわけではなく、頭に留めておいてもらうだけで何故怒るのかの理由ぐらいはわかるのではないでしょうか。ただ、広島でもかなりの温度差があり、県東部出身者だとそこまで怒らない事もあるのでより面倒です。

ネット上ではネタとして消化出来るようになりつつあるとしても、リアルで言われるとキレる人もおりますので、(私もたぶんそういうタイプ)ネタとして使うにしても用法用量はお気をつけて

ナイキ ヴェイパーフライ4%

break2プロジェクトで話題になったヴェイパーフライ4%がいよいよ発売だそうですね。

 

 

マキシマムシューズでありながら軽量(28cmで182gらしい)、カーボンプレートによる反発で、ただクッションがあるだけのシューズではない上に、前述のプロジェクトで実績。リオオリンピックでナイキのオリンピックカラーが大会で溢れたのと同じで市場へのインパクトは大きいでしょう。

 

ただ…高いよ!adidasのブーストフォームが全然可愛いものに見えてくるぐらいに値段が跳ね上がっています。ブーストのような素材ではないため、開発費を多くの製品に薄く価格転嫁するわけにはいかないから仕方ないですが…ブーストシリーズと同価格帯のズームフライがお手頃価格に見えてつい手が出てしまいそうです。たぶん買いませんが。

 

 

…と、通勤中にここまで書いて保存していたらもう売り切れていた。みんなお金持ちだね。。。

inov8 F-LITE195 V2

久しぶりにinov-8のホームページに行ったらF-LITE195 V2の情報がアップされていました!

www.inov-8-jp.com

私は基本ロードランナーではありますが、inov-8のナチュラルランニングというコンセプト自体はとても好きで,F-LITE195もロードや山登りによく使っていたシューズなので、この春にラインナップから落ちていて残念に思っていたのですが、バージョンアップして8月から展開予定とのこと!今年はナイキ×2を購入したばかりなので今年購入するのは難しいかもしれませんが…来年購入できれば良いかなぁ。

ホームページではあまりわかりませんでしたが,AmazonのUSサイトでいくつか写真が上がっていました。

www.amazon.com

アウトソールは変わりませんが、アッパーは結構変わったみたいで,補強関係が見えにくくなっています。また、つま先の補強やヒールのサポートがかなり変更しているみたいで履いた印象は変わりそうですね。

広島でinov-8を取り扱っているのは石井スポーツとRun+,アシーズブリッジですが,どこもトレイルメインなので試し履きは取り寄せになりそうで…なかなか購入前提でないとハードル高いですね。 東京出張でタイミングが合えば取扱のありそうなスポーツ用品店に行って試してみます。

ズームフライニットストリーク

先日紐の通し方でフィット感が異なるという話を書きましたが,全体的なレビュー自体は書いていなかったので書いていこうと思います。 f:id:hayato-f2:20170717210304j:plain

 ズームストリークとの違い

 ズームストリークとの違いは前回も書きましたがアッパーです。全体がフライニットという名前の通りニットのように編み込んで作られたアッパーのため非常に柔らかいです。 f:id:hayato-f2:20170717210248j:plain f:id:hayato-f2:20170717210345j:plain 通気性も良く,ほぼ継ぎ目のないということもあって裸足で履いてもよさそう。靴へのフィットはフライニットワイヤーが土踏まずあたりやかかとに向けて伸びており悪くはないです。アッパーがそれだけ柔らかく,フィット感も良いわけですが…柔らかいが故の問題点も。それは安定感に劣るという点。

アッパーが柔らかいが故の問題点

 ズームストリークでは中に補強のストラップが通っており,面で使ってフィットさせていた箇所が,フライニットワイヤーの線でフィットさせていることもあってフィット感は劣っていると言わざる負えないです。そのため、急カーブなど横方向にも負荷のかかる動きがある場合にはちょっと怖いなという感触がしました。また,前方向についても同じ理屈でブレーキをかけるときにアッパーが伸びているような印象を受ける瞬間がありました。急加速をするときには着地衝撃をアッパーがあまり支えてくれないこともあって何となくロスをしている感覚があります。

 急な行動がなければ問題ありませんが,短い距離はもちろん、フルマラソンでも折り返しなどで急カーブを曲がることはあるのではないかと思います。そのたびに不安定感を感じるので,最初はあまり良い印象は受けないのではないかと思います。

レースで使えるのか?

 正直,私もあまり良い印象自体はありませんでした。しかし,急カーブのまがり方はシューズのクセだと割り切ってしまえば,トゥーボックスが柔らかく足の指への負担感の少なさなどメリットも多くあります。ペースの早い10km程度のロードやクロスカントリーといったものでは使うことはないと思いますが,30km以上の長い距離であればレースでも使えると思います。とりあえず,今年のしわいマラソンではこのシューズで行くつもりでいます。

 足へのストレスとかっちりとしたフィット感。どちらが優先されるかは履いている人の好みによって違ってきますが,そのバランスというのは非常に難しいものです。ズームストリーク6やズームフライニットストリークが長かったシューズ難民の道の終着点だと思っていたけれども,どうやらまだ道の途中だったようです。私のシューズの終着点はどこになるのか…まだ旅は続く

峠走月間

6月の月間走行距離をまとめた記事で、7月は毎週峠走をすると書いて最初の週末の話を書きます。

週末は雨の予報だったこともあり、ただでさえ憂鬱だった峠走がさらに憂鬱に。

 一週目

土曜は小雨の中極楽寺山に向けて国道433号を登り始める。ただ、峠走を最後にやったのが一ヶ月以上前なこともあり、距離では半分弱の5km、標高では150m上がったところで雨も強まってきたのでギブアップ。目的の地点までは残り6kmですが、標高では500mほど上るので、ここから本番というところだったので…情けない…

 

日曜はジメジメしているものの雨は降っておらず、暑すぎることも無かったので走り始める。とにかく走りきることを目標に走り始める。山の上は深い霧に覆われていて先が見通せない。まぁ、ランだし上りだから別に視界が悪くても全く関係は無いのですが。思ったよりも調子が良く、キロ7分台も最後の1km(平均勾配10%)のみ。セカンドベストでした。久しぶりだったこともあり,歯を食いしばって上っていたのでTEも5とレース並みの追い込み具合。下りはしっかり雨が降ってき始めたので雨宿りをしながらユルユル下り、何となく満足感のあるトレーニングでした。

 

2週目

三連休。金曜の朝の時点では3日とも上ってやろうと思ったりしていましたが,帰るころには酒でも飲まないとやっていられない気分だったため,酒をのんで泥酔。子供が生まれてからは初めての泥酔じゃないかな?土曜は走るどころの状態ではなく,とにかく体調を戻すことに。日曜は朝起きるも,前日ほとんどご飯が食べられなかったため朝の時点でエネルギー切れ状態。走る気力がわかずこの日も全休。月曜にようやく朝すっきり起きて峠に。

いつもはシューズがズームストリーク6,パンツはフライトウェイトベリーショート,シャツはモンベルのクールT一枚ですが,しわいマラソンのテストのためシューズをズームフライニットストリーク,シャツはアンダーシャツとしてミレーのドライナミック ノースリーブを追加してみました。

走り始めた時点で25℃程度。暑いのはわかっていたので、いつもよりも500ml水分も多めに持って出たため荷物も重く、ペースは上がらず7km時点からキロ7分台。心拍数も呼吸も上がりっぱなしで前週よりも5分近く遅れて上る。追い込みが足りなかったためTEも4.9…いや,十分追い込んでいるのかもしれませんが。そのかわり,下りは前週よりもペースを上げて帳尻を合わせる。

 

7月の週末はあと2回。これから夏も本番になるため,ペースは上がらないとは思うけれど,毎回TEが5に到達できるようにしっかり追い込めるだけ追い込んでいこうと思います。

最近ロング走もスピード練習もしていないけど...まぁいいか。

手に職を持つということ

ここではランニングについてばかりを書いてきましたが,先日思うところがあって自分の考えをまとめるためにも少しこの場に書きます。

私は普段は会社勤めのエンジニアです。エンジニアといっても素人に毛が生えた程度で,少しコードが書ける程度だと自分では思っています。それでも一応自分も製品を作っているので,世に出ているものでこれは私が作りましたといえるものは一応あります。常にバグや誹謗中傷にビクビクしていますが…

そんな私ですが,モノを作っているので,それをお客さんの前でデモをしたり製品の説明をすることがあります。自分は開発者なので,大体そのお客さんの営業担当者と基本同行です。客先まで年に一度顔を合わせるかどうか,初めて話すレベルの人と一日車で過ごすことがあるので,口下手な私ですが,一応気を使って話をします。先日はもうすぐ定年も近いベテランの営業担当者と同行でした。

ベテラン社員は営業マンとしては一流の方ですが、われわれの作っている製品についてはイマイチ説明をしきれない様子で,こちらの製作現場などは知らない様子。これは弊社営業マンの全般に言える悪いところではありますが…。

さてその方と一緒に回っているときに仕事の話をしていて「手に職を持つってのはいいなぁ」と言われました。 私が生活するのに困ることはないだろうということだとは思います。意味的にはまぁそうですよね。

www.weblio.jp

しかし,正直私は前述のとおり自分の腕に自信はありません。リリースしたら毎日クレームの電話にビクビクしてるぐらいですから。そんなエンジニアが食っていくことができるのか?それは否でしょう。 システムエンジニアは常に新しい技術や情報に敏感でないとすぐに取り残されてしまいます。それに取り残されないように知識をアップデートするのに自分みたいな凡人は必死な現状で,手に職がついているといえるのでしょうか…?

自分は誰にもできないことをしているわけではなく,本当は誰にでもできることをできる範囲の事を自分ができる範囲でやってきたし、今もやっています。知っている人から見たら穴だらけで本当につたないものなので本当に手に職をもっていると思えないし,悩みも尽きないのです。 今の会社はエンジニアが数えるほどしかいないので、私も何とか自分の立場を確保していますが,エンジニア中心の会社なら完全に足手まといでしょう。 自分からすると,エンジニアの数倍営業マンのいる会社で,長年トップクラスの営業成績を上げてきたその営業マンの営業力のほうがよっぽど目に見える形ではないけど手に職をもっているように思えるのです。

手に職をつけるってモノづくりによく使われる言葉かもしれませんが,営業のような接客は自分のような勉強すれば簡単に手にすることができる職よりもよっぽどうらやましい。

隣の芝は青いだけなのだろうか…?